2010年05月13日

「宝石の価格」と「物の値段」

宝石の価格と注意点


宝石の値段はまちまちです。
ルース自体の質や大きさが違うのは当然ですし、枠のデザイン・材質、及びブランド料等により変わってきます。

また、同じような商品でも買う時期により変わります。
為替相場により輸入原価が変わってきますし、プラチナ・金の相場もまちまちです。

宝石を御求めになる場合は、あらゆるお店の値段を把握し、宝石のグレードによる大体の値段の相場をチェックしておいて下さい。

沢山見ているうちに、いつの間にか大方の値段に対する勘が働くようになってきます。


また、最低でも「プラチナ・金」の現在の相場も把握しておいたほうがいいでしょう。
その宝石の重量も重要なチェックポイントだと思います。

宝石の重量のかなりの部分に、枠に使用する「プラチナ・金」の重量が占めています。

「ルースの値段」、「加工賃・デザイン料」プラス「利益」の上乗せなどにより全体の値段が出てきますが、重量を把握することにより、その宝石に占める大方の貴金属部分の「値段・価値」をつかむ事が出来ます。

仮に宝石を売却する場合、買い取るお店の方はルースの価値を見定めるのは当然ですが、重量から貴金属の値段を算出しそのお店なりの利率を差し引き買い取り額を計算します。

重量を把握することにより、枠の部分を除いた大方の値段 ( 「ルースの値段」、「加工賃・デザイン料」プラス「利益」等 )が把握できますし、もし売却する場合(ずっと持っている場合も多いでしょうが)は、買取額というのは購入額より相当落ちるので、貴金属の値段が占める割合がグッと高くなります。

まあ、通常は売るつもりでは買わないでしょうから、いちいち売る時の事までは考えなくてもいいのですが、買う時の値段の把握ができ易いというという意味でチェックしておく事をおすすめします。


それと、宝石の値段は最終的な価格で判断すべきです。

いくら値引きをしてくれたとしても、元々の値段が高ければ可能なのですし、逆に値引きをまったくしてくれないお店でも最初からお客さんの事を考えギリギリの値段を提示しているお店もあります。

その意味で、値引きを沢山してくれるから良心的とは限りません。逆の場合も多々あります。

「何々キャンペーン」だとか「大幅値引き」、「赤字覚悟」、「原価割れ覚悟」など、様々な謳い文句で販売促進しているお店もあるでしょうが(そのようなお店が疑わしいという意味では決してありません)、惑わされないよう、商品をよく吟味し「最終的な売値」で判断するよう心掛けて下さい。

また、宝石店は照明効果を考えて宝石がより輝くようにしていますので、特にダイヤなどもそうですが、よくグレードを吟味し「バランスの取れたグレード」を選んでおけば間違いないでしょう。

あとは、やはり店員さんの態度と何よりも自分が気に入った商品が一番です。
ホンの少し「奮発」してでも、自分が凄く気に入った商品で店員さんの対応も誠実ならば、とても満足の行く買い物が出来るのではないでしょうか?


物の値段と価値

宝石というのは置いといて、物の値段というのは、様々な条件により変わってきます。
仕入れに掛かる様々な経費はもちろんですが、売れる頻度や扱う数・量等。

大手が安くできるのは、大量仕入れや大量販売等によることで値段が下げられ、薄利多売の戦略ができることも大きいですが、職種により大手企業の大所帯だけに営業経費が莫大に掛かり、名の売れた所のほうが高い場合もあります。

その場合は、大手しかできないようなアフターサービスなどのフォローや、ブランド力、ブランドから来る信用と安心などで、小さな企業や個人のお店との差別化をしていたりします。

大手の激安の家電屋さんなどが、あれだけ安くできるのは、物によっては赤字でも売っているからです。
何故それができるのかと言うと、決められた一定数量以上の数を売ればメーカーからバックが入るからです。

大量販売すればメーカー側が、ある程度の利益還元を約束してくれるシステムが確立されているのです。

赤字の値段で売られたら個人商店は太刀打ちできませんね!


また、商売で経営者の一番の心配の種となる経費は「人件費」です。

サラリーマンの方には想像がつき難いと思いますが、職種によってはこの人件費率がものすごく高い職種もあります。

そのような職種では、少々成功したところでボロ儲けはまずできません。
皆、人件費を削るため経営者は涙ぐましい努力をしています。

あらゆるお店に行ってみて、必要以上に従業員がいると思える会社は、その分商品の価格にも上乗せされているはずです。
あるいは、そのような経営をしているところは、もしかしたら経営困難に陥っているかもしれません。

住宅の大手ハウスメーカーの値段が決して安くはない理由も分かると思います。それどころか高いです。

物の値段も、そのような「職種の違いから来る値段の在り方や経費のかかり方、さらに流通経路」などを観察し、よく考えながら吟味すると、やや高くとも非常に良心的な会社もあるという事も少し判断できるようになってきます。

単純にその「値段のみ」を見るだけでは、その会社が真の意味で良心的なのか頑張っているのか、あるいはよい会社・よい経営者なのかは見えてきません。

宝石に限らず、一度そのような観点で色々と見比べてみるのも面白いと思いますし、色んな「気付き」もあるかと思います。
posted by マーキス at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝石の価格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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