2010年04月19日

エメラルド クレオパトラの宝石

エメラルド

この宝石も古くから人々を魅了してきた石です。現在でも根強いファン?は沢山いるのではないでしょうか?

特徴としては、「エメラルドグリーン」と称されるように、エメラルドだけが持つ、その独特の高貴なグリーン色は、エメラルドを想像した時、「エメラルドカット」と並んで、誰もが思い浮かべることでしょう。

エメはべリルの仲間で、モース硬度はスピネルと同じくらいの「7.5〜8」ですが、その特徴ともいえる結晶の性質により、割れやすいとも言えるでしょう。
(スピネルはそのような性質とは違い、宝石という用途の観点でみれば、ジュエリー製品としてとても向いている万能型?であるといえます)

エメラルドの宝石鉱山は紀元前からエジプトのファラオが開拓しており、絶世の美女?クレオパトラはエメラルドに魅せられ、「クレオパトラの鉱山」として自分の鉱山を持ったといいます。
古代に栄えた種族もこの宝石を神聖なるものとして崇めていたようです。

エメラルドは、その性質からインクルージョンがあるのが当たり前で、インクルの少ない良質な石を見つけるのは困難です。
ですが、性質から内包物があるのはある程度は当たり前と認識されているので、深みとテリのある良質な色合いがもっとも重視されます。

しかしながら、深みとテリ・透明度のある良質な色合い、且つ、やはりインクルージョンが少なく、しかも大きさの加わった全てが揃ったものが求められるものであり、そのようなエメラルドは当然少なく、大変貴重なものとなります。


エメラルドの色合いは、森林の色のような深い緑のグリーンとやや青みがかったグリーンがありますが、通常青みの少ないグリーンが良質と判断されます。
ただ、この判断は難しいと言えます。誰もが想像する美しいエメラルドグリーンとは、ホンの僅か青みがかった色ともいえると思うからです。

どちらにしろ、「薄い色」ではなく、色に深みと透明度及びテリがあるのがキーポイントといえそうです。
(多くの宝石に共通していえることですが)


良質なエメラルドの産地は「コロンビア」で、コロンビアの中でも「コスケス」にある鉱区でほとんどが採掘されています。
その他、「ザンビア」「ブラジル」「ジンバブエ」「マダガスカル」「パキスタン」「インド」「ロシア」などが産地ですが、ザンビア・ジンバブエ・ブラジルから良質なエメラルドが採掘されているそうです。

「トラピッチエメラルド」や「キャッツアイ」の珍しいものもありますが、それほど価値としては高くありません。


エメラルドはその性質から、オイル・樹脂等による「トリートメント処理」が施されている場合が多いです。
また、薬品等に弱いので取扱いには注意が必要です。ある意味、徹底して装飾品として扱うべきであり、それ以外は必ず外すようにすることが肝要です。
ラベル:エメラルド
posted by マーキス at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | エメラルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。