2010年06月09日

普遍のレアメタル 騰がり続ける「金」

「金」 史上最高値更新!

NY金相場が1オンス1245.60ドルとなり、史上最高値を更新しました。
金の影響を受け易い「プラチナ」も連動しています。
(金相場の1オンスは「1トロイオンス」といい、通常の1オンスとは少し重さが異なります。「1トロイオンス=約31.10グラム」、「1オンス=約28.35グラム」)

「ギリシャショック」をはじめとしたユーロ勢の財政危機、ドル安等の懸念から、安全資産である「金」が買われています。


この高騰により、中年層を中心に古くなった指輪やネックレス等のリサイクル、あるいはリフォーム目的での貴金属店への持ち込みも盛んに行われているようです。
デザインが古くなったジュエリー製品を沢山持っている方は、この機会に思い切ってリフォームしてみてはいかがでしょうか?

この時、通常地金は時価で買い取りはしますが、その持ち込んだ地金は、そのお客さんの注文する商品としては再利用しません。

その製品により微妙に割金の比率が違うので一度純金や純プラチナに戻します。
買い取った地金は別のプロセスを歩むので、持ち込んだものは中石だけを利用し地金は買取だけとなります。

また、「メレ」もいくつかのジュエリーに使われていたものを併せて使う場合もありますが、デザイン的に品質や大きさを合わせるのが難しい場合も多々あるので、新しく用意する場合が多いと思います。


さて、世界恐慌が意識し始めると、通貨の価値を無力化させないために紙幣以外の貴金属資産「金」の価値を高め銀行の健全性をアピールする必要があります。

「ギリシャショック」を発端・中心とした欧州各国々のデフォルト(債務不履行・国家債務不履行)の懸念からさらに「金」の高騰を招いたのでしょう。

小国も金の大量買いに走っており、国力を測るひとつのものさしとして、外貨準備の重要性と並んで「金の保有量」の重要度がこれからも増してくるようです。


アメリカの経済も危機的な状況に陥っています。
今後の動向次第では、米国債を大量保有している「日本」(外貨準備の運用に占める米国債の存在は非常に大きい)と「中国」にも大きな負担と危機が降り掛かってくることでしょう。
その各国の動向次第、特にアメリカの動き次第では「暴落」もあり得るのではないでしょうか。

極々単純に、ある意味不確かなものを大量保有しているという事は、発行先に運命を握られているということでもあります。
その場合、貨幣価値としての金の存在がクローズアップされてくるものと思われます。

もちろん、米国債がすぐにデフォルトに陥る可能性は低いでしょうし、米ドルの暴落もあり得ない。
ドルのその重要性と必要性から下がり続ければ必ず反動もあるでしょう。

金本位制が崩壊されたとされる現在の紙幣の流通の健全性(主にドル本位)を考えれば、金地金等の貴金属への依存が大きすぎるのは好ましくないように思いますが、今後もこの「金」の重要性と動向から目が離せません。


日本は金採掘量は別として、工業製品としての「潜在的金保有量」は世界有数の国だと思います。(たぶん世界一?)

一般的に保有量が少ない国とされていますが、その実質的な?存在量は相当なものです。
鉱山での金の掘り出しに掛かる鉱石の大量な掘り出し量と手間を考えれば、この「潜在的保有量が示す価値」は計り知れないものがあります。

この潜在的保有量に関して日本の認識はまだまだ甘く、使用済み工業製品の多くが中国などへ大量に流れています。
日本が世界経済に対抗するための「金」等のレアメタルに関する重要性を、もっと政府を含め国民全体が認識すべきなのではないでしょうか?

ちなみに、日本での有名な金鉱山である九州の「菱刈鉱山」の鉱石1トンに対する金の含有量は世界一だと聞きます。


遠い将来(近い将来?)、その絶対量の少なさから本当の意味での通貨価値がなくなり、金やプラチナなどは純粋な意味でのレアメタルとしての価値が高まって行くのではないでしょうか。

そして宝飾品としての需要が他の産業と比べても非常に多いこの貴金属の価値も、今後ますます高まってくるものと思います。

普遍の価値のある、永遠の象徴性を持った「金」は将来も人々を魅了してやまないのでしょう。
posted by マーキス at 13:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 貴金属 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
米ドルの暴落だけは絶対起こってほしくないですね、、、。日本はかなり米ドルの外貨準備を持ってますもんね。
金の需要が上がるとリサイクルされる金の量も増えるでしょうけど、それだけ金に関する児童労働や環境破壊も増えるのが心配です。
Posted by Koki at 2010年06月10日 21:01
koki様コメント有り難うございます。承認での受付に変更していたので、コメントされていたのに気付くのが遅れました。申し訳ございません。
様々な環境破壊は深刻で大変難しい問題ですね。大企業・権力者などの思惑だけでなく、多くの人々の現在の生活サイクルとのバランスの取り方・変化のスピードとタイミングなどもあるでしょうし、物事が複雑に絡み合い、大変難しい問題です。
途上国の労働問題なども、日本を含めた国々が途上国の実情に即した手助けができるよう働きかけないといけませんね。
子供達の未来が明るい世界になるよう願うばかりです。
Posted by マーキス at 2010年06月13日 12:41
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